シミの改善にはトレチノインが効く!その理由
2019年08月03日
日焼けの影響や加齢によって、シミが出てきたと悩んでいる人は少なくありません。
日に日に増えてきている、突然ホクロのような濃いシミが出てという人も多いのではないでしょうか。
シミとは、メラニンという皮膚内で作られる色素が沈着したもののことです。
一般的には、日光黒子という紫外線を浴び続けることでできるものが多いと言われています。
他にも、子どもの頃からあるソバカスや、ホルモンバランスの乱れが影響している肝斑も同様にシミの一種なのです。
また、ニキビやかぶれなどの肌トラブルが起きた部分が褐色のシミになってしまうこともあります。
このように、シミの原因には様々な要因が考えられるのです。
これらを改善させるにはシミの原因を理解し、その症状に合った治療を根気よく続けていくことが大切であると言えます。
改善させるには、原因と考えられるメラニンや、メラニンを作り出すメラノサイトに働きかけるケアを行なっていきます。
またメラニンや古い角質を排出させるために、肌のターンオーバー促進を行い正常な肌機能を保つことも重要です。
ターンオーバー促進はシミの改善や予防だけでなく、ニキビの抑制や皮脂腺の働きを正常にしてくれます。
あらゆる肌トラブルを抑制し、新陳代謝を高めて美肌に導いてくれる大切な肌サイクルなのです。
メラニンへのアプローチやターンオーバー機能を高めてくれる最も効果的な成分が、トレチノインです。
このトレチノインは、ビタミンAの50倍から100倍の生理活性を有しているビタミンA誘導体の一種です。
ターンオーバーを活性化させたり、コラーゲン分泌を促す効果を期待できます。
また皮脂腺の働きも正常な状態へと促していくので、シミだけでなくニキビにも大きな効果をもたらしてくれるのです。
アメリカではニキビの治療薬として認可され、若返りの薬として非常に多くの人が使用しています。
日本の医療でも、肝斑などのシミ治療に用いられている成分なのです。
このトレチノインが配合されているシミ治療薬として注目されているのが、ユークロマプラスクリームです。
ユークロマプラスクリームは、ジェネリック大国と言われているインドで製造されている美白ピーリング薬です。
コラーゲン分泌を促すレチンAクリームや、メラノサイトに直接働きかけてくれるアルブチンという美白成分が配合されています。
レチンAクリームとはトレチノインのことを指し、この成分は使用すると反応性の皮膚炎を起こします。
しかし、これは適度な範囲であれば問題はなく、正常な効果なのです。
ユークロマプラスクリームには、強い作用が起こらないように炎症を抑える成分も配合されています。
刺激を極力抑えながら、肌トラブルを解消させてくれるクリームです。
通常の約2倍の速さで皮膚の再生を促しメラニン色素を押し出すことで、古い角質と共に剥がれ落ちていきます。
そして、新陳代謝が高まるので、皮膚をみずみずしい状態に保つことが可能です。
具体的に肌トラブルの解決方法を理解するためにしっかりとレチンAクリームの使い方を知る必要があります。
レチンAクリームの使い方が分かるサイトもあるので参考にしてみましょう。